ペルシャ・アルメニア人の婚礼用頭被(18世紀後半〜19世紀初頭)
ペルシャには様々な民族が暮らしていますが、これはアルメニア人の為の刺繍のヘッドカバーです。
キリスト教徒のアルメニア人は、ペルシャに於いてはその多くがイスファハンに住んでいました。

この刺繍は絹と金属糸とを用いて、木綿と薄い平絹を重ねたものに施されています。
婚礼用のものであり、華やかで美しい刺繍です。
当時のままの状態で、金属の留め金もそのまま付いています。


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