ペルシャ・文字織り込み裂部分(18世紀初頭)
日本の書道と同じく、アラビア語やペルシャ語にも書道があります。
多くの種類があり、それぞれ〜体といった名前を持っていて、決まりごとにのっとって書かれます。
その様な書が織り込まれているのが、このサファヴィー時代の絹織物です。
このタイプのものは、サファヴィー時代に特別な目的の為に織られたもので、装飾の殆どを幾何学や草花文様と文字で埋め尽くしてあります。

あまり多色を用いる事はありませんが、技術的にはいくつか種類があります。
大変現存数が少なく、その殆どがフラグメント(断片)になっています。


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